「五月雨20ラブ」 (2) − ベースボーカルでレフトハンドと言えば...
まず連想したのがBeatlesの「Day Tripper」。ベースのリフで曲が出来ているし、ベース弾きながら歌っているポール・マッカートニーは左利きだし。
……と思ってBeatlesの方を聴き返してみたら、結構違ってました。
- アーティスト: ザ・ビートルズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2009/09/09
- メディア: CD
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
「五月雨20ラブ」はベースだけで押してくけど、「Day Tripper」はギターとベースのユニゾン(これはこれで結構凄い。ちなみにライブ映像見たことあるけど、実際弾きながら歌ってる)。
……読み返してみたら、「五月雨20ラブ」ほとんど関係ない。orz
2010.11.25追記:
「五月雨20ラブ」のベースのリフ(反復フレーズ)の印象的な要素を改めて言語化。
(1) 中毒性のある「うねり」感。AメロではE♭mとD♭の2つのコードの繰り返しで、ベースの左手(澪は右手)も相当する2つのポジションの往復。ポジション移動の際に(多分)スライド気味になっているあたりが気持ちいい。
(2) さらに細かくいうと、リフ前半(1小節目)の半音下降。(※)
ルート音のE♭から5度上のB♭に上がり、A-A♭と滑り落ちる。頭くらくら。ちょっとめまい。
(3) リフ後半(2小節目)のシンコペーション。腰、動いちゃう。
(4) (1)〜(3)のひたすら繰り返し。呪術。催眠。えいえんはあるよ。
(※)「Day Tripper」のリフでは逆に半音上昇が効いてます。ちょっとハイ。
(E-G-G#-B-E……,A-C-C#-E-A……)