「五月雨20ラブ」 (2) − ベースボーカルでレフトハンドと言えば...

 まず連想したのがBeatlesの「Day Tripper」。ベースのリフで曲が出来ているし、ベース弾きながら歌っているポール・マッカートニーは左利きだし。

 ……と思ってBeatlesの方を聴き返してみたら、結構違ってました。

パスト・マスターズ vol.1&2

パスト・マスターズ vol.1&2

 「五月雨20ラブ」はベースだけで押してくけど、「Day Tripper」はギターとベースのユニゾン(これはこれで結構凄い。ちなみにライブ映像見たことあるけど、実際弾きながら歌ってる)。

 ……読み返してみたら、「五月雨20ラブ」ほとんど関係ない。orz


2010.11.25追記:

 「五月雨20ラブ」のベースのリフ(反復フレーズ)の印象的な要素を改めて言語化

(1) 中毒性のある「うねり」感。AメロではE♭mとD♭の2つのコードの繰り返しで、ベースの左手(澪は右手)も相当する2つのポジションの往復。ポジション移動の際に(多分)スライド気味になっているあたりが気持ちいい。

(2) さらに細かくいうと、リフ前半(1小節目)の半音下降。(※)
  ルート音のE♭から5度上のB♭に上がり、A-A♭と滑り落ちる。頭くらくら。ちょっとめまい。

(3) リフ後半(2小節目)のシンコペーション。腰、動いちゃう。

(4) (1)〜(3)のひたすら繰り返し。呪術。催眠。えいえんはあるよ。
  
(※)「Day Tripper」のリフでは逆に半音上昇が効いてます。ちょっとハイ。
   (E-G-G#-B-E……,A-C-C#-E-A……)